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北国の春


 白樺 青空 南風
 
 ご存知、千昌夫さんの「北国の春」の歌い出しです。
 
 千昌夫さんの故郷の陸前高田市は、このたびの地震による大津波で、壊滅的な被害を受けた三陸地域にあります。街のあらゆるものが破壊され瓦礫となってしまいました。見渡す限りの瓦礫の中のあちらこちらに、黄色いビニール紐が巻きつけられた棒が立っていました。それは津波によってそうなったのではありません。
 
 現地に行方不明者の捜索活動に入った自衛隊や、消防団の皆さんが立てた棒です。その意味は?
 
 瓦礫に埋まった遺体を発見したにも拘らず、その数のあまりの多さに、遺体の収容が間に合わず、遺体のある場所の目印として立てた墓標です。生存者の捜索は一刻を争うので、捜索に当たった自衛隊員らにとっては、無念の墓標だったのです。
 
 季節がめぐり来れば、北国にも遅い春が来ます。それが自然のサイクルです。一方、地震や津波も自然の成せる業とは云え、単純に割り切る事は出来ません。被災者には、復興が遂げられた後でなければ、「春」は来ないのです。
 
 復興とは、食料や生活用品を現地に送る事ではありません。避難所への物資の輸送は、当座の生命を維持するものです。地震後20日も経過している現在、政府が早急に実施しなければならない事は、被災者が自立して生活出来るようにするための復興計画を実施して行く事です。
 
 避難所へ食料品や生活用品を送り続ける事は、もちろん重要な事であり、それを欠かしてはいけません。しかし、避難所での生活は、被災者が求めている生活ではありません。現在の日本は、世界各国へ経済援助をしている経済国であり、文明国なんです。被災者に長期に渡って避難所暮らしをさせているようでは、政府の無策であり、それは人災として追求されるべきものです。
 
 千昌夫さんが早く帰れる故郷にしなくてはならないと云う事です。避難所や仮設住宅は千昌夫さんが帰るべき故郷ではありません。

コメント

No title

正直、演歌は好きではないですけど、今、この時期、この歌は心にしみますね。

No title

こうなる前の陸前高田には「千昌夫誕生の地」とか書いた大きな看板があって、なんかユーモラスな町でした。
都会で生まれ育った私にもこんな田舎があったらいいな~~って思わせる処でした。
暖かい田舎の町がよみがえるのをこころから願い、応援したいです。

No title

この歌は故郷を後にして都会に出て来た人が故郷を想って歌う歌ですが、今やその故郷は永遠の思いで中だけになってしまったのが、
本当に悔やまれますね。
言うのは簡単ですが、以前の様な素敵な故郷になって欲しいです。

No title

一度だけたまたま出かけた先で【千昌夫】が歌ってるのを見ました。
彼の故郷が陸前高田とは知りませんでしたが、なくなってしまったのですね。
被災地が早く元の生活を取り戻せるといいですね。
年寄りが避難場所暮らしはお気の毒です。

No title

確かにそうですよね。ここぞとばかりに、せめて沖縄軍基地の駐米国軍への支援金の免除位したら、どれくらいの被災者が救われるだろうか。。

No title

*キャバンさん。。
日本の演歌は、ロックよりもブルースに近いですからねぇ。避難所のお年寄りには、何よりです。

外国のミュージシャンたちがチャリティ・コンサートをやってくれてますが、それはあくまでも義援金と云う、今回の災害の場合は、阪神・淡路の時と違って現地本部が無いために、義援金がどこへ行って、誰がどのように指令を出して、善意の金が被災者のために使われるのかさえも、決まってません。阪神・淡路の時には、神戸の現地本部へ義援金を振り込めば、政府を通さずに、現地の判断で、即有効に、必要な金が使えたのですが・・・

義援金の振り分けや、海外からの援助などの整理をするのはどこなのか・・・政治家は、現場で瓦礫を片付ける訳じゃないんだから、作業服なんか着る必要は無いんです。政治家がやるべき事は、援助物の振り分けと自治体への指示、外国への説明です。それをやってないから、食料不足のアフリカから、食糧援助の申し出まであると云う、バカな事になってます。

No title

*安寿さん。。
今回の災害は、戦後の日本に発生した、最も広域の災害ですね。東京湾の埋立地である浦安地域の一部や、関東平野そのものが、川筋に土砂が堆積した堆積平野なので地盤がゆるいから、地震によって土壌が液状化しやすいんですよね。テレビ報道によると、浦安地域の住宅に、居住不能で、全壊指定されているものが随分あります。

東京近郊に居住しているのかも知れない息子も、アパートが居住できない状態と云う事もありえますね。

No title

*菖蒲園さん。。
「復旧」と云う言葉と、「復興」と云う言葉は、意味が違うんですよね。
「復旧」は、以前の状態に戻す事であり、「復興」は、以前よりもいい状態にする事です。

自然環境は、人間ごときには、どうする事もできません。一般の住宅は、地震前の状態に復旧させればいいのですが、産業は、潰れた工場など、前よりもいい状態に復興させなくてはならないんです。何故かと云うと、政府が、外国に向けて、地震や津波や原発事故が、どのような災害になっているのかを、正確にアナウンスしていないので、日本全体が放射線で充満していると思っている外国の国もあるんです。

日本経済は、輸出によって成り立ってます。外国は、今度の災害によって日本製品を買わなくなってます。今までは日本から買っていたのに、他の国から買う状況になってます。つまり、日本の輸出力を回復するためには、前よりもいい製品を作らなくてはならないんです。

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*ちろちゃん。。
千昌夫の陸前高田や、吉幾三の津軽の五所川原・・・ってのは有名じゃないですか。彼らの売りは、田舎者と云う、本来ならマイナス・イメージを逆手にとって、それをキャラクタにしてるんですよ。

陸前高田と云う地べたは、津波によって流された訳ではないので、無くなってません。無くなったのは、人間が作った構造物です。しかし、絶望してはいけません。戦争で東京は焼け野原になり、今回の死者よりも多い数の、十万人以上が、昭和20年3月の東京大空襲で、たった一日で米軍の焼夷弾投下によって焼き殺されたんです。

でも、見事に復興しました。陸前高田のみならず、今回の被災地のすべてが、必ずや復興する筈です。日本人には、鬼畜米英とは違って、大和魂があるんです。・・・なんか、誤解されそうな表現ですが・・・(^ω^)

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*ヤマさん。。
毎度の事ながら、政治家の危機管理能力の無さによって、最初の天災の後に、二次的な人災が来ちゃうんですよね。阪神・淡路の震災の時には、トップの総理大臣はボケ老人でしたが、連立政権でしたので、ただちに、16個くらいの緊急法案が可決して、災害の復旧に役立ちました。

今回の政府の対応は・・・専門家とは思われない民主党の議員を、次々に役職任命しました。非常時にそんな事をしたら、命令系統が分散してしまって、混乱を助長するだけなんです。政治家が非常時にやるべき事は、新たな部署を作る事ではなくて、既存の部署をいかに活用するかを考える事なんです。

日本の法律では、ヘリコプターから物資の投下が出来ないのです。それは、平時の安全を優先した法律だからです。道路が分断されて輸送トラックが進めなかったり、トラックの燃料が無いので、避難所の小学校に物資が届かない状況には、自衛隊のヘリから校庭に物資を投下できるようにする、期限を定めた特例法案を国会で通す必要があるんです。

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藪さん。そこなんです!「この非常事態です。全て私が辞職をかけて責任をおいます!すぐに行いましょう!」って云える政治家でなきゃ、下らんお坊ちゃまお嬢ちゃまの税金泥棒集団です。

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*ヤマさん。。
被災地は土地の境界さえも判らなくなってしまっているので、個々の住宅の復旧は不可能であるとも云われています。全滅してしまった家族もいて、土地の相続も含めて、瓦礫を撤去する場所も無いので、復旧がまったく進行しない状態です。

そんな中で、国が被災地を買い上げて国有地にすると云う名案も出てきています。しかしながら、復興費用の総額が25兆円とも云われてますが、国有地化した場合には、復旧した後に安く払い下げるにしても、その名案を実行するには、私の試算で、50兆円を越える資金が必要になります。

でもそれがベストなやり方だと私は思うのですが・・・国民に多大な負担を強いるので、それをやったら政権の維持はできません。だから、やらない。でもそんな政治家は要らないんですけどね。

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今回の津波矢地震の被害は尋常ではないもので、死者も1万人を当に超えています。
なかなか復興どころか復旧しないかもしれませんが、現地の方々にはあきらめずに精一杯今を生きてほしいと思います。

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*えび助君。。
死者は、三万人となるでしょう。海に流された人たちが、ようやく発見されるようになりましたからね。

あの瓦礫を撤去するだけでも、かなりの時間を要すばかりではなく、住居の区割りが判らなくなっている可能性があって、新たに測量が必要であり、避難所から住居に移るには、数年を要してしまう筈です。その間に健康を害して亡くなる人が多数出て来てしまうのではないかと心配されます。学校の多くが避難所になっているために、新学期が再開できない学校が幾つもあるのではないかと懸念されます。

政府は復興に本腰を入れないと、日本は十年以上低迷してしまう事になりかねません。政府が今、早急にやるべき事は、外国に対する説明です。三週間経っても、政府はまったくそれをやっていないので、日本国民が判らない以上に、外国では、この大災害の状況が、まったく判らないんです。

No title

ほんとうにその通りです
まだまだ解決しなければならないことが多いです
ガレキの問題にしても受け入れ先が決まらず野積みされています
流された車も放置されています
また夏が来ます、匂いもハエや蚊も発生します
困ったものです

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*右近さん。。
阪神淡路大震災や、今回の震災でも原発周辺の瓦礫以外の処理はそれほど問題はないのですが、原発周辺の瓦礫の受け入れは、安易に解決できる問題ではありません。どのレベルの放射線量なら安全なのかなんてのは、誰にも判らないんです。今やってるのは、一応の目安で見切り発射しているだけなんです。その結果が出て来るのは15年が経過した頃からなんです。

直接高レベルの放射線を被曝した人は、チェルノブイリの例を見るまでもなく死亡します。問題になるのは、どの程度間での低レベルの放射線被曝かって事なんです。残念ながら原発周辺の児童は、実験対象になっちゃってます。チェルノブイリの現実だと、15~18年後にならないと、様々な病状が現れて来ないので・・・便利だからと云って人間がコントロール不能な核燃料を使うってのは問題があるんです。使用済み核燃料が無害化するのは十万年後ですからね。誰が責任持つのか・・・

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