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抱卵に入る


 ツバメの大まかな子育てルーティンを申し上げます。

日本列島は縦長なので、地域によっても若干の違いはあると思いますが、南方の島から数千羽の集団を組んで三月末から四月の初め頃にそれぞれの地域の河川敷にやってくるようです。

藪さんは見た事はないのですが、藪さんローカルの場合は多摩川の上流部の広い河川敷、日野橋あたりで夕方になると数千羽の群舞が見られるようです。小さな野鳥が集団で行動するのはトンビやハヤブサなどの猛禽類の攻撃を避けるためです。

河川敷で長旅の疲れを癒したツバメはそこで子育てをするのか? もちろんノーです。広い河川敷はまた、トンビやカラスやタヌキやハクビシンのエサ場だからです。

ツバメは数千年の世代交代の後に天敵が少なく子育てがしやすい場所を学習しました。それが藪さんローカルに代表される、ツバメの子育てに理解のある人間が多く住んでいる場所です。

藪さんローカルには植物園があるし、東京のカラスの一大集積地である豊島岡墓地も近いのでカラスはいっぱいいるんですが、トンビは年に一、二回しか見た事はないし、タヌキやアライグマは車に轢かれちゃうので棲息できません。

相変らず藪さんの記事は今の噺家と同じで冗長で、なかなか結論に至らない。ブログの記事ってのは三分で読める二千文字以内がベストだと思います。

もう千文字くらい書いちゃってるので、後半は超特急の尻切れトンボ(^ω^)

雨を除けられる民家の天井近くに産卵床を作り始めるのが四月の二週辺り。五日くらいで産卵床が出来上がって、一週間くらいで一日に一個、三~五個の卵を産んでから抱卵状態、つまり卵をあっためる状態になります。卵を全部産んでからあっためないとヒナが一斉に生まれてくれないので、はじめの頃に産んだ卵は産卵床に放置されます。

でもツバメの卵って2センチくらいの大きさなので、そんなエサをカラスは狙いません。抱卵状態に入ってからは二~三週間でヒナが誕生します。ヒナは一日の6ミリと云う物凄い早さで成長し、三週間くらいで丸々太ってお母さんと同じくらいの大きさになって、必ず午前中に一斉に巣立ちます。

中にはドン臭いおデブちゃんヒナもいて、なかなか巣立ってくれなくて心配しちゃうんですが、必ず巣立ってお母さんの飛行訓練とエサ取り訓練が約一週間産卵床付近で行われます。

その後は、河川敷に移動して秋口に南方の島へ飛行する体力を付けます。それが藪さんがファーストランと云っている一回目の子育て。六月初めに日本に飛行してくるのがセカンドランです。ファーストランのツバメと同じように子育てをします。

どうじゃ。藪さん以上にツバメの生態を解明した人っているのか? ちなみに下の動画の一番最初に左の棚から飛び立っているのは、今日の当番のヘルパーさんツバメです。いつもは電線で産卵床を見張ってます。もちろん藪さんとは顔馴染みなので、藪さんを警戒して威嚇する事はしません(^ω^)


https://www.youtube.com/watch?v=ac_REPaUBiM
 撮影データ・・・平成29(2017)年4月29日(土)午前六時前 ツバメのお宿

コメント

No title

いよいよこれから雛が誕生するのですね。
先生の記事が楽しみです(^^)
我が家の周りにはツバメの巣が無いもので……

No title

おはようございます。(*^-^*)
(。゚ω゚) ハッ
ヒナが一斉に生まれるように・・・・
産み終ってから温めるのですね。ヽ(*゚O゚)ノ スゴイッ!!!
雛が顔を出す日が楽しみです。
ワクo(´∇`*o)(o*´∇`)oワク

No title

ツバメの卵
ちょうど、パチンコ玉くらいの大きさに白地に黒い斑点模様ですよね。黒いと言っても斑点は、薄くモヤけた色しています。

No title

追伸

小満ん師匠の会で「紙くず屋」が掛かり、こんな都々逸が披露されました。

ちょいと覗いて思わせぶりな 憎や燕の通り抜け

No title

*菖蒲園さん。。
さっき根津神社を取材して帰ってきました。天気が良かったので当然ながら大混雑。お参りの列も楼門まで達してました。

帰りにローカルの三ヶ所のツバメの産卵床を見回ったのですが、残念ながら去年わざわざ大きな棚を作った柳町小学校前の産卵床にはツバメはいませんでした。

去年誰かが二回目の子育てでヒナが産まれている時に、産卵床を壊したんです。ツバメには危険を察知する能力があるのかも知れませんが、一度危害が加えられた場所には数年間は産卵床を作らないようです。

去年は五ヶ所で子育てが行われましたが、残念ながら今年は一ヶ所減って四ヶ所ですが、お母さんツバメが着実に抱卵状態に入っています。

白山通りのペンキ屋さんは今日は休みなんですが、既に抱卵状態に入っているツバメの為にシャッターをどこまで閉めようかって社長と従業員が議論をしていて笑っちゃいました。いつもは十センチなのに今日は二十センチ空いていた。

つまり何十年も続けてツバメが子育てをしている場所では、人間がバカバカしいほどの工夫をしてツバメの子育てのサポートをしてるんです(^ω^)

No title

*まーぶるさん。。
ご心配をお掛けしましたが、日々是好日、例年通りツバメは子育てをやってるんです。藪さん混んでるところには行きたくないんだけれども、今日は根津神社のつつじ祭りの最終日なので地元民としてはちょこっと取材に行ってきました(^ω^)

今年は例年とは違ってつつじ苑のつつじの生育が遅いので、つつじ祭りは終わりますが、これからでも十分につつじを楽しめると思います。

五月中旬にファーストランのツバメのヒナが誕生します。モヒカンカットのヒナの頭がかわいい。これからは湯島天神の例大祭や神田祭や三社祭も続々とあるので、藪さんは忙しい(^ω^)

No title

*Marsさん。。
ツバメのお母さんは産卵床の中の汚れを嫌います。一般的には卵の殻をお母さんツバメが食べると云われてますが、そうじゃありません。お母さんツバメはヒナの殻を咥えて産卵床の外に捨てます。

藪さんは当然ながら、お母さんが産卵床の外へ落とした殻を標本として持ってます。パチンコ玉ってのはちょっと小さい。パチンコ玉二個ぐらいの大きさで、ハトの卵と同じくらいの大きさで結構大きいんです。

ピーナッツをチョコでコーティングしたチョコボールと同じような大きさかな。ハトの白い卵とは違って、茶色いまだら模様の柄があります。メルカリに出品すると売れるかな?(^ω^)

紙屑屋は噺家の工夫でやり放題ですね。今は好楽さんの持ち根多になっているようです。でも小満んさんがやり放題で演じたら面白いだろうなぁ(^∇^)

No title

藪さんがツバメの鳴きまねをして気持ちを通わせるっていうので私もウグイスの鳴いているときにマネをしましたがウグイスは縄張り荒らしにヘンな鶯が来たと思ってどこかへ飛び去りました~。明日また来たら繰り返してみますね。

No title

*安寿先生。。
野生動物の最大の天敵は人間です。ですから野生動物が人間になつくことはほとんどありません。ですから彼らとコンタクトを取るには、自分は敵ではないと云う事を少しずつ理解させる必要があります。

決して余計なアプローチをしてはいけません。ウグイスはツバメ同様にオスしかさえずりません。しかも二種類のさえずりがあります。高いトーンのホーホケキョは、メスを呼ぶさえずりで、低いトーンのホーホケキョは縄張りを主張して他のオスを追い払うさえずりなんです。

安寿先生はもしかしたら、オスを追払う低いトーンのホーホケキョをやったのではありませんか?(^∇^)

もちろん藪さんは、抱卵中のお母さんツバメとそれをガードするヘルパーさんが会話する鳴き声も知ってます(^∇^)

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