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ツバメのお宿は大混雑


 ツバメは南の島から日本に子育てにやって来る渡り鳥です。いわば渡世人ですから寅さんと一緒で定住するお宿はありません(^ω^)

卵を産むための産卵床を毎回新しくお母さんが作ります。初めっから垂直の壁に土を付けて作る場合は、大土木作業になりますのでお母さんだけではなくてオスのヘルパーさんも協力して産卵床を作ります。新しい産卵床作りは大変なようですが、一週間もあればできちゃいます。

多くのお母さんは横着者で既にある産卵床の上にちょこっと土や柴を乗せて、産卵床の完成です。すぐに出来ちゃうのでお母さんだけが土を運び、ヘルパーさんはほとんど手伝いません。

産卵床が完成すると一週間ほど毎日一個の卵を産み、全部の卵を産んでからあっため始めます。二週間から三週間でヒナが誕生し、その後、二週間から三週間でヒナが巣立ちその産卵床は放棄して二度と戻りません。何故ならヒナの糞尿で汚れているしダニが発生しているからです。

つまりツバメが巣立っちゃうと一般的にはツバメの姿は発見できません。でも巣立ったばかりのヒナの飛行能力は弱いので、産卵床を中心にして半径2キロくらいでお母さんがヒナの飛行訓練を数日間続けているものと推測できます。

じゃあ、巣立ったヒナと飛行訓練を続けているお母さんはどこで寝ているの? って疑問が湧きますよね。

おそらく近所の林で寝ているのではなかろうかと思いますが、それを観察してブログの記事にしている人は皆無だと思います。毎日エサやりが見られたツバメのヒナが巣立っちゃうと、もうツバメが見られないので寂しいと藪さんローカルのツバメ談義でもあります。

でもそれがツバメのルーティーンなので、早くファーストランのヒナがいなくなってくれないと、セカンドランのお母さんが快適な産卵場所に入居できないと云う問題があるんです(^ω^)

今年のファーストランでは、表の右の棚から一羽が遅れたけれど、6月5日の月曜日には五羽のヒナが巣立ちました。月、火とお母さんが飛行訓練をし近所の植物園の林などで寝てたものと思われます。んぐゎ~。なんと水曜日の夕方に裏の棚に帰って来てここをずっと寝床にしちゃいました。

所さんそれまずいです。裏の左側の棚に日中セカンドランのお母さんがやって来て土を運んでいるのに、夕方になると前の入居者が帰って来て新しい入居者を追っ払う。

これって問題ですよね。人間がツバメの事を思って余計な手出しをすると、その快適さに甘えてセカンドランの子育てが行われないんです(^ω^)

https://www.youtube.com/watch?v=PLI-1enl6GA
 撮影データ・・・平成29(2017)年6月7日(水)午後五時前 都内某所T

コメント

No title

おはようございます。(*^-^*)
ププッ ( ̄m ̄*)
この子達は南の島に帰らないで
越冬ツバメになるつもりかしらhttps://s.yimg.jp/images/mail/emoji/15/ew_icon_d159.gif">(*′艸`)
毎年、毎年違う事が起こって楽しいですね。
o(*⌒―⌒*)oにこっ♪

No title

カラスは飛び方の下手な飛行訓練中の子供達も
襲うようですよ。(* ̄- ̄)
ヘルパー軍団の羽の見せ所ですね。
ϵ( 'Θ' )϶チュビチュビ

No title

ヒナが戻って寝ていたんでは、先に進みませんね
お母さんも餌を運んで来て、他に移れないでいるんですね
ちょっと甘ったれているヒナにカツ!
観察しているといろいろな事が解ります^^
ナイス!

No title

*まーぶるさん。。
いやそうではなくて、この場所は他では見られない、巣立ったあとのヒナの状態が見られる貴重な場所なんです。

巣立ったあとのヒナの姿は観察できないのが普通です。でもヒナの飛行能力は貧弱であり、お母さんはあまりスパルタンな飛行訓練は出来ません。そんな事をしたら落ちこぼれのはぐれヒナが出ちゃうでしょ? だから産卵床の近くから徐々に飛行範囲を広げて行くんです。

つかまり立ちしかできなかったヒナは、毎日の飛行訓練でどんどん飛行できるようになります。でも夕方にはバテバテで眠くなっちゃう。それがこの状態です。そんな事を観察できるのはこの場所しかないかも知れません(^∇^)

No title

*まーぶるさん2。。
その通り。親ツバメとカラスの飛行能力は圧倒的にスピードが違うので、カラスに捕まる事はありませんが、残念ながら飛行能力の弱いヒナはカラスに捕まってしまう場合があります。

5羽の内1羽は捕まってしまうと考えるべきです。それが自然界のバランスなんです。だからこそ生き残る為に一生懸命に飛行訓練をしなくてはならないんです。

No title

*右近さん。。
人間の思い込みで、あまりにもツバメに取っての快適な場所を作っちゃうと、本来の自然界の営みが狂ってしまいます。

でもそれもツバメの選択であって、毎年こう云う状況ではないので心配する事はありません(^ω^)

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