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庚申の日


 庚申(こうしん、かのえさる)の日と云うのは、道教系の庚申信仰に基く縁日で、十干・十二支の60通りある組み合わせの一つ。だから年に六回ある。

「庚申待ち」とか「庚申講」と云う民間信仰は、庚申の日に神仏を祀って徹夜する行事。古く平安時代から行われ公家や僧侶がやっていた。枕草子にも庚申待ちの記述があり、江戸時代には民間にも広まった。

志ん生がずばり「庚申待ち」と云う演題で庚申の日の夜のドタバタを語っていた。そのスタイルは現在、古金亭(古今亭プラス金原亭)の噺家さんが大師匠のやり方を受け継いでいます。

同じような内容で、大阪根多の「宿屋仇(やどやがたき)」と云う演目があります。これは三代目 三木助が東京に移植して「宿屋の仇討ち」と云う演題で、主に柳家の噺家さんが演じてます。

夜中にバカっ話をして、それを咎められると云う事では同じような内容なんですが、「宿屋仇」は特に庚申待ちと云う事ではなく、始終三人の旅人の悪ふざけなので、日本橋馬喰町の宿屋でやる「庚申待ち」とはコンセプトが違います。

 撮影データ・・・平成29(2017)年9月30日(土)お昼 巣鴨庚申塚

コメント

No title

「宿屋の仇討」は三木助師が演じて、東京の噺家も演じるようになりましたね。個人的には先代柳朝師のが好きですね。
「更新待ち」の方は庚申の日の夜の過ごし方が判り、面白いですね(^^)

No title

おはようございます。(*^-^*)
小さなお堂なので普段は目立たないと思いますが、
庚申の日のお祭りなので
若い方もお参りしてますね。ヽ(*゚O゚)ノ スゴイッ!!!
地域の方々に守られ大切に祭られてますね。
藪さんローカルのお爺さんたちも元気ですね。
ヽ(´∀`)ノ .:。+゜。

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男女の恋が芽生える「庚申まち」。柳家ですが、小満ん師匠はなさいます。

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*菖蒲園さん。。
柳朝の「宿屋の仇討ち」の動画は誰かさんがチューブに上げていたと思いますが、ぶっきらぼうさと客に媚びない語りが照蔵の持ち味でした。矢野誠一さんが戦後の若手四天王の一人にしましたね。

柳朝や馬の助さんが60代まで健在であれば、談志や圓楽にそそのかされた圓生の乱はなかったと思います。

No title

*まーぶるさん。。
以前にもこの庚申堂は、お祭りの神幸祭で出て来る猿田彦大神関連で取材しましたね。

日本神話の猿田彦と道教の庚申信仰の関係は? 以前に調べて記事にしたんだけど、もうボケちゃって忘れちゃった(^ω^)

寅さんで有名な柴又帝釈天は、庚申関連のお札が近年出てきたとかで東京の庚申信仰の総本山になっているようです。11月29日が今年最後の庚申の日。多分帝釈天の境内にはたくさんの縁日の屋台が出るでしょう。

藪さんは帝釈天へ行った事がないので、体調が許せば京成電車で取材に行ってみたいな(^∇^)

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*Marsさん。。
小満んさんは黒門町の晩年の弟子でした。師匠の没後は預かり弟子にしていた五代目 小さん門に直りました。

小満んさんは七代目 圓蔵や六代目 小勝の弟弟子でしたが、師匠が亡くなった時にはまだ若くて一門を作れなかったので、小さん一門になりました。

だから純然たる柳派ではないので、ご通家受けする希少根多をやりますね(^∇^)

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田舎では庚申祭りは夜遅くまで遊べるので嬉しかったです
三尸虫が這い出さないようにと言いながら、結構青年団の交流の場になっていました
大人も子供も一緒になって夜遊びができるのはこの時なので嬉しかったです
だいたいお月夜が多いので夜のデートには最高でした

No title

*右近さん。。
三尸虫(さんしちゅう)ですね。百鬼夜行みたいなもんだと思いますが、人間の身体から抜け出してその宿主の罪悪を神様に告げるので、それをさせないために一晩中バカっ話をするのが庚申待ちの風習ですね(^ω^)

藪さんローカルでは庚申待ちの風習はなかったのですが、右近さんローカルではありましたか。現在でもやってるんですかねぇ。少なくともヤフーブログでは庚申待ちの記事を書いている人はいなかったと思います。

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*盆町子さん。。
そもそも初代から四代目までの志ん生は早死にだったので、美濃部の孝ちゃんが五代目を襲名する時に、女房のおりんさんは「やめなさい」と云ったのですが、そう云われると強情だから襲名しちゃった。

でも名跡なんかに拘らないぞろっぺな志ん生は83歳まで生きました。残念ながらその反動が弟子にきちゃった。志ん生の弟子で一番の長命が圓菊さんの83歳。志ん生の直弟子で存命は志ん駒さんの80歳。

脳梗塞の後遺症で右半身不随になり自力では歩けなくなってしまった72歳以降の志ん生を、圓菊と志ん駒の二人は負ぶって寄席に連れて行きました。それが理由なのかは判りませんが、志ん生の長命をもらってます。

志ん生を負ぶわなかった弟子が短命ってのが藪さんの見解。末弟子の志ん五も早死にしちゃいましたからね。

現在のネットに於ける落語の梁山泊は↓ここです(^ω^)
http://hajime-17.blog.jp/archives/1732345.html

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> 藪井竹庵さん
見学に行って来まーす!それにしても、師匠選びも芸のうち、どころか、師匠選びで寿命も決まるってことですね。ご体調良くなられて良かった良かったメデタシメデタシ。

No title

*盆町子さん。。
はは^^
菖蒲園(hajime)さんの本宅のブログです。ご通家のコメントが半端なく凄いでしょ。東京落語に関してはこれ以上の薀蓄が語られるブログはありません。

落語の師匠選びは実は難しい。落語の大師匠ってホイホイと弟子にはしないんです。50代半ばまで弟子を取らなかった圓生に、圓楽が強引に弟子入りした時の逸話は有名です(^ω^)

藪さんは今年の夏以来体調が悪くて、そろそれローソクが消えるのかと思いました(「死神」参照)。でも死神に背くような事はやってないので、おそらく皆さんより長生きしちゃうんじゃないかと思う神の子です(^∇^)

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