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もうすぐ巣立ち


 ツバメの子育て時期と云うのは、地域によって若干の差があります。でもツバメは夏鳥と云って、晩春から夏にかけて日本で子育てをする渡り鳥ですから、秋口には南の島へ飛んで行かなくてはなりません。

越冬ツバメと云って、ごく一部の場所では秋に南の島へ飛んで行かずに、日本で冬をすごしてしまうツバメもいます。しかし気温やエサや天敵の問題などで、翌年まで生存するのはかなり難しい。

渡り鳥だからと云って、一羽や数羽で長距離を飛んで行くなんて事はしません。何故ならツバメの倍くらいのスピードで飛行できるとされているハヤブサなどの猛禽類に捕まりやすいからです。

渡り鳥が必ず大群で移動する理由は、安全のためなんです。ツバメの場合は、数回に分けて数千羽の単位で移動するようです。

ツバメの子育てのルーティーンに関しては、何度も申し上げていますので耳タコでしょうが、林修先生も知らない事なので、これをスラスラ云えるようになると「ツバメ博士」と云われるようになります(^∇^)

まずご理解いただきたいのは、ツバメは三月の終わり頃になるといっせいに日本に飛んできて子育てをするんじゃないって事です。ツバメの子育てに適した場所と云うのは限られてますので、メスは常にいい場所の奪い合いをしています。

ツバメが子育てをする時期は、一回目が四月中旬から五月いっぱい。二回目が六月中旬から七月いっぱいなので、アラスカのキングサーモンの産卵行動になぞらえて、一回目をファーストラン。二回目をセカンドランとしました。

これはまだハッキリとは検証できていないのですが、ファーストランの子育てはおおむねベテランのお母さんがやっているようで、ほぼ成功します。セカンドランの子育ては若いお母さんがやっているようで、上手くいかない場合もあるようです。

以下の動画は、藪さんローカルでもう30年来、毎年ツバメが二回の子育てをしている白山通りのペンキ屋さんです。一回目の子育てでは五羽が巣立ち、二回目の子育てでは四羽があと三日くらいで巣立ちそうです。

 撮影データ…平成30(2018)年7月19日(木)午前11時 白山通り

コメント

No title

ツバメ博士の藪さん。
(*^o^*)お(*^O^*)は(*^o^*)よ~ッございます。
うわぁ。可愛い~。https://s.yimg.jp/images/socialproducts/blog/img2/emoji/036.png">
セカンドランのお母さんとしては上手に育てましたね。
(*⌒▽⌒*)
静止画も美しい瞬間です。ヽ(´∀`)ノ .:。+゜。

No title

ファーストランとセカンドランのお母さんの違いをきちんと言えるのは藪先生だけですね(^^)
もうすぐ巣立ち。来年も無事に来られますように。

No title

少子高齢化だなんて言っている人間はツバメのお母さんを見習わなくてはいけませんね。
ツバメのお母さんは働いて子育てもしたいるんですから。
イクメン?それもツバメは立派にやってますね。
ツバメの保育園なんてないし・・・(*^▽^*)

No title

旅立ちの朝という感じですね。

No title

セカンドランで大きくなりましたね
ナイス
巣立ちを見守るお母さんの様です^^
早く飛行訓練しないと長距離移動できないですよね

No title

*まーぶるさん。。
白山通りのペンキ屋さんは、藪さんローカルではもっとも安全なツバメの子育て場所なので、もう30年来二回の子育てが成功しています。

ペンキ屋さんですから工場内には若干シンナーの臭いが漂っていて、天敵のカラスは危険を感じて入ってきません。工場内なので風か吹かないから産卵床の下にビニールが差を設置しても、強風で飛ばされることもありません。

産卵床からヒナがビニール傘に落ちても、お母さんはそのヒナにエサを与えて育てます。残念ながら藪さんローカルのツバメのお宿のセカンドランの子育ては失敗しました。

産卵床がかなり弱い作りで心配していたのですが、あととい三羽のヒナが落ちました。サポーターはいろいろがんばって何とかしようとしたのですが、お母さんがエサを与えないので死にました。現在は一羽のヒナだけです。

No title

(*ノω<*) アチャー
残念でしたね。(ノω=;)。。。
雨が降らないので産卵床が乾いて崩れてしまったのでしょう。
去年の我が家もそうでしたし、新聞屋さんの話だと
かなり落ちてしまっと。。。

残りの一羽が育ちますように・・・(>人<*)

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*菖蒲園さん。。
ツバメの子育てって本当に大変なんです。

特に今年のセカンドランのツバメのお宿はすったもんだありました、二時間ドラマよりも波乱万丈だったんですよ。おいおい記事にして行きますが、そんなに凄いツバメの生態は、日本野鳥の会でさえ観察していないので説明していません。

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*安寿先生。。
ツバメはオスメスのツガイで子育てしていると一般的には云われてますが、観察が甘いですね(^ω^)

カラスに産卵床が襲われそうになった時に、ツバメはどうやってカラスを撃退しているのかってのを観察していないからそう云う間違った知識になっちゃうんです。

ツバメはオスメスがそれぞれ五羽くらいの集団で子育てをしているんです。藪さんがヘルパーさんと云っているオスのグループは、ひとつの産卵床だけではなくて地域の複数の産卵床の見回りをやってます。

集団的子育てだからこそ、飛行訓練中にはぐれたヒナを別のお母さんがちゃんとエサをやって育てるんです。そこまでちゃんと動画に記録している人は、藪さん以外にはいません(^∇^)

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*キャバンさん。。
ヒナが巣立っちゃうと寂しいのですが、ちゃんと巣立ってくれるとありがたいです。

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*右近さん。。
このペンキ屋さんの子育ては、毎年ちゃんと二回成功しています。数年前にここの社長や奥さんにお話を伺いましたが、半端なくツバメの子育てにご理解のある方でした。

だから藪さんローカルでは一番早く子育てが始まり、一番早く巣立ちます(^∇^)

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*まーぶるさん。。
ところがどっこい。藪さんローカルのツバメのサポーターの凄さは、藪さんも驚くほど日本一だと思います(^∇^)

落ちた三羽のヒナのうち最初に落ちた小さなヒナは残念ながら死んでしまったのですが、なんと落ちたばかりの二羽のヒナを救出する事ができたんです。

もちろん藪さんやツバメのお宿のご夫婦は年寄りなので、脚立に乗るのは危なくてできませんが、近所を通りかかった若い人にツバメの窮状を訴えると、脚立に乗って作業をしてくれるんです(^∇^)

最初はポールに渡してダンボールを敷き、その上にカップ麺の空き容器に落ちたヒナを入れて乗せました。崩れた産卵床に戻すとまた落ちる可能性がありますからね。

でもそう云う人間の浅墓な考えをお母さんは嫌って、落ちたヒナどころか産卵床に残った一羽のヒナにさえ警戒してエサを与えない。

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*続き。。
困ったお宿のご夫婦は、まだ動いてる二羽のヒナを鳥かごに入れて、三階の自宅に持ち帰りヒナに無理やり口を開けさせて練り餌を与えてました。

そして昨日の朝、三階のベランダに鳥かごを置いていたら、なんと電線に止まったお母さんが鳥かごのヒナに話しかけたんです(^∇^)

そして藪さんとの協議の結果、産卵床に戻してみようと云う事になり、通りかかった若いサポーターにお願いして脚立に乗って鳥かごから二羽のヒナを産卵床に戻してもらいました。

また落ちるんじゃないかとの心配もありましたが、この24時間の観察では三羽のヒナにお母さんがエサを与えているので、一羽はは死にましたが二羽は復活しました。

誰も経験した事がないそんな凄い事をやってくれた皆さんに、藪さんは感謝します。作り物の二時間ドラマなんかよりはるかに迫力があります(^∇^)

No title

(*ノ・ω・)ノオオオオォォォォ
凄いです。
ツバメちゃんの救出大作戦。
大成功ですね。
ヽ(゚▽゚*)乂(*゚▽゚)ノ バンザーイ♪

No title

*まーぶるさん。。
落ちたのをすぐに救出できた事が良かったんだと思います。最初に落ちたのは藪さんが発見したのですが、産卵床を見たら三羽しかいなかったので、地面を探して発見しました。落ちてから数時間が経過したとみえて、ほとんど動かなくなってました。

後の二羽は、最初に落ちたヒナをどうしようかとみんなで議論している時に、次々に落下しました。ヒナが地面に落ちちゃうとお母さんもヘルパーさんもどうする事もできないので、ポールに止まって我々の作業を見てました。

鳥かごに入れて三階のベランダに置いたのが奇跡を生んだのかもしれません。電線に止まったお母さんが鳥かごの二羽のヒナに呼びかけてくれたのは二日目だったのですが、その話をご夫婦から聞いた藪さんは、産卵床に戻しましょうと提案して、今回はたまたま上手く行ったんだと思います。

産卵床からヒナが落ちると小さいほど救出が困難になります。

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