FC2ブログ

記事一覧

不安な巣立ち


 今シーズンのお宿のツバメの観察はこれが最後になります。飛行訓練が順調に行ってれば一週間後くらいにこの場所に帰って来て一晩だけ寝る場合もありますけどね。

しかし今年のセカンドランのお母さんくらい子育てが下手でハラハラさせられた事はありません。

最初のソレダメは、棚の上に土を運んで産卵床を作ると云う横着な事をしました。お宿の壁にある棚と云うのは、ツバメに産卵床を作ってもらうために設置してあるんじゃないんです。

ちゃんとした真面目なお母さん^^が子育てをする時は、常に壁に土を付けて新しい産卵床を作ります。お母さんが産卵床を作る場所を決定すれば、ヘルパーさんも協力して土を運ぶので、五日もあれば新しい産卵床ができちゃいます。

しかし近くに新しい産卵床を作る場所がない場合は、仕方無しに古い産卵床の上に土を運んで産卵床を作ります。しかし古い産卵床は棒で突けば簡単に崩れてしまうほど脆いし、ダニが湧いているので生まれたヒナがダニに血を吸われて死んでしまう危険があります。

それでなくてもツバメは動物食性なのでダニが湧きます。ツバメをじっと観察すると判りますが、ダニにたかられて痒いので、ほとんどの時間ツバメはクチバシで身体を掻いてます。

ツバメの成鳥の体型のおさらいですが、ヒナと比べると燕尾が物凄く長い。燕尾は長いけど肩の部分の筋肉が盛り上がっていないのが、メスのお母さん。オスのヘルパーさんはメスよりはるかに燕尾が長いし、時速200キロで飛行できるほど肩の筋肉が盛り上がってます。

藪さんのツバメ研究動画にお付き合いいただいている皆さんからすると、この動画は非常に奇異に感じると思います。ツバメのお宿はヒナが巣立ったあとの成鳥の寝床じゃありません。ヒナがいないのになんでお母さんとヘルパーさんがここで寝てるの?

お母さんはお宿が安全な場所だと知っているので、前日の夕方に何度もヒナにお宿に入るように飛行したのですが、わがままなボスヒナはお母さんの指示に従わずに電線で寝ている。仕方無しにお母さんとヘルパーさんは電線ではなく安全なお宿のポールで寝るという、普段とは逆のパターンになっちゃってるんです(^ω^)

 撮影データ・・・平成30(2018)年8月1日(水)午前3時50分

コメント

No title

お疲れ様です
昨日のボスヒナはわがままですね
お母さんも飛行訓練を始めないとあの体形では長飛びができませんね
Nice!

No title

昨日の続き物、徹夜の観察になったんでしょうね。
お疲れ様でした。

No title

親の言うことをきかないと身の危険が起きることも今は知らないのでしょうね。カラスの餌食にならなければ良いですが……。
それにしても、あの巨体で飛べるのかしら? (^^)

No title

こんにちは。(*^-^*)
Σ( ̄[] ̄;)!ホエー!!
成鳥だけがお宿に戻って寝てるなんてhttps://s.yimg.jp/images/mail/emoji/15/ew_icon_d160.gif">
щ(´□`)щ オーマイガーッ!!
チュビチュビが聞こえます。
不安なんでしょうね。Σ(T□T)

No title

*右近さん。。
今年はローカルのツバメのお宿から巣立ったのはファーストランが五羽、セカンドランは二羽が死に巣立ったのはサポーターが一羽を救出したので二羽でした。救出しなければたった一羽でした。

その事から見ても、ファーストランのベテランのお母さんとセカンドランの新米のお母さんの子育ての巧拙がお判りになると思います。

ツバメのヒナは産卵床にいる時に天敵のカラスに狙われやすいので、早く飛び立つために巣立ち間際には物凄い量のエサを食べて、親よりも太ってるのが普通です。

でも巣立った後は、お母さんのスパルタンな飛行訓練によって、長距離を飛行できるスマートな身体になるんです。そのためにはお母さんのエサやりがキモになるんです。

イルカの調教と同じように、ベテランのお母さんならばエサで誘って飛行させるんですが、新米のお母さんは子育て方法を知らないから、飛行しない太ったヒナにもエサを与えちゃうんです(^ω^)

No title

*キャバンさん。。
夜中にもう一度見にこようかと思ったのですが、連日ラジオ体操のために早起きしているので、さすがに眠くて寝ちゃいました。

その代わり藪さんはツバメより早起きですから、早朝に撮影しました。でも外の電線はお宿とは違って蛍光灯の照明がないので真っ暗で撮影できませんでした。

動画ではラジオ体操が始まる六時半前に撮影するだなんて云ってますが、その時間じゃ明らかに遅く、四時半からスタンバイしていないと五時前には飛んでっちゃいます。

ツバメの観察はツバメより早く起きないとできません(^∇^)

No title

*菖蒲園さん。。
藪さんから云わせると、このボスヒナはしぶとく生き残ると思います。既にヒナ時代の生存競争に勝っている訳ですからね。

最近のテレビのゴシップ放送のメイン根多になっている、日大のなんとかとかボクシング連盟のなんとかってのの幼児時代って、このボスヒナのようだったんでしょうね(^ω^)

No title

*まーぶるさん。。
変ですよねぇ。こんなパターン見た事ない(^ω^)

お母さんもヘルパーさんも同じ電線で寝ればって思いがちですが、カラスに見つからないようにするには別々にいた方が安全です。それにこの距離なら夜中は静かですから、ちょっとした声でヒナとの会話はできるんです。

この時間帯の観察の時は、藪さんはいつも声を潜めているのがお判りだと思いますが、夜中は結構声が響いてうるさいからなんです(^ω^)

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

藪さん

Author:藪さん

月別アーカイブ