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馬場桜

馬場桜 小石川後楽園
 江戸東京と云う場所は、日本の他の地域とは街の構成がまったく違います。

 武蔵野の寒村だった江戸に千代田城を築城したのは館林候の大田道灌でしたが、商人を連れて来て江戸を商業都市にすると云う計画性がなかったために、江戸は発展せずに道灌は館林に帰ってしまい、千代田城はやがて荒れた城となりました。

 滝廉太郎と云う作曲家が「荒城の月」と云う歌を作りましたが、藪さんはその荒城とは千代田城の事ではなかろうかと考えています。

 家康は主君の秀吉に江戸の開発を命じられました。秀吉としては力を付けてきた家康を、武蔵野の辺地に追いやりたかったんだと思います。

 愛知県の三河出身の家康は、政争で様々な場所を転々としましたが、やがて静岡の駿府城に居を構えました。次第に力を付けてきた家康を嫌って秀吉は、江戸の開発と云うイジメをやりました。

 家康のはらわたは煮えくり返ったと思いますが、20年後の事を考えてたんですねぇ。やがて秀吉は没するだろうから、そのあとどうするかって事まで考えて、江戸の開発を真剣にやりました。千代田城を修復して江戸城にしたり、大土木工事をして水害の少ない町を作りました。

 出身地の三河から商人を連れてきて、商業都市の基盤を作りました。現在の東京の街には、三河屋、尾張屋、伊勢屋、越後屋、上州屋等々の、出身地を屋号とした店がたくさんあります。

 現在の東京は、千三百万人の人口がある世界一の大都市にも拘らず、世界の首都と比べると最も緑の多い首都なんです。その理由は、二百余大名の謀反を恐れた徳川幕府が、参勤交代の制度を採用したからなんです。

 当然ながら江戸には、各藩の大名屋敷が作られました。その大名屋敷の面積は江戸の半分の地域を占めたようです。その大名屋敷の多くが現在では都立公園になっているために、世界の都市とは違って東京には緑が多いんです。

 水戸藩邸だった小石川後楽園へ入って真っ直ぐ行くと、馬場桜と云う枝垂れ桜の木があります。落語の「妾馬(八五郎出世)」をお聞きいただくと出てきますが、大々名の広い藩邸には乗馬の練習をする「お馬場」と云う場所があったんです。

 この小石川後楽園の「馬場桜」は、江戸時代の水戸藩邸がいかに広大な敷地を持っていたのかを伺わせる枝垂れ桜なんです(^∇^)

https://www.youtube.com/watch?v=xPQk8T4Vj5M
 撮影データ・・・令和元(2019)年10月1日(火)午前10時15分 小石川後楽園

コメント

家康入府以前の江戸

落語には「柳の馬場」という噺もありますね。志ん生師の録音が残っていますが、
噺家にとってはやり難い噺みたいですね。
さて家康入府以前の江戸のことですが、当地に平安の終わり頃から住み着いている家系の者として、
最近の研究では少しだけ様子が違っていたみたいですね。「江戸湊」と呼ばれ、
そこそこ繁盛していたそうです。但し、家康入府の頃には寂れていたそうですね。
まあウチの祖先が仲間と逃げて来て「この辺りなら源氏も追いかけて来ないだろう」
というぐらいの辺鄙な場所だったそうです(全くの未開地だったそうです。尤も低湿地帯で価値がなかった)
(^^)

おはようございます。(*^-^*)

(*ノ・ω・)ノオオオオォォォォ
美しい枝振りの枝垂れ桜ですね。
春はこの枝垂れ桜を見るために
入り口から行列がてぎていたのですね。
蓮の葉もあり
四季ごとに日本庭園の美しさを楽しめそうですね。
雪景色も似合いそうです。(*´꒳`*)ふふ♡
「荒城の月」は会津若松の鶴ヶ城を想って作られたと聞いた事があります。

水の都

 おはようございます。
 家康は、千代田城を再構築するに当たって、お堀も含めて水路を整備したという話を聞いたことがありますが、その後は「水上タクシー」だけなのでしょうか?

*菖蒲園さん、、

 柳の馬場って演目もありましたね。内容はよく憶えてませんが、稲荷町の演目と云うイメージがあります。

 確かに江戸は、江戸湾に面しているので江戸前の漁業が盛んであったに違いありません。浅草海苔だって漁業だし、網漁師がいなかったら観音様の像は収穫できていないので、浅草寺も三社もありません(^ω^)

 近年では地産地消とよく云われますが、流通が盛んでなかった時代には、消費者がたくさんいないと産業は成り立ちません。家康の成功は、商人と庶民を江戸に連れてきた事ですね。

*ま~ぶるさん。。

 桜の季節にはこの枝垂桜の前に皆さんが立ち止まっちゃうので先に進めません(^ω^)

 お年寄りが結構お出でなのですが、北側の築山部分はアップダウンが激しくて、まるでフィールドアスレチックです。藪さんの足ではしんどいので、松原まで行って帰ってきちゃいます。

 あちゃ~。荒城の月は白虎隊の鶴ヶ城でしたか(^ω^)

*キャバンさん。。

 現在の東京駅の東口は八重洲口です。江戸城に近い西口は丸の内口。藪さんは地名にはそれぞれ意味があると考えてます。

 八重洲と云うのは、外国人のヤンヨーステンからきていると云われてますが、そればかりではなくて八重に洲があった湿地帯だったからです。

 暴れ川だった神田川の治水工事をしたのが若き日の松尾芭蕉。最終的には本郷台地を削って神田川を隅田川へ流しました。本郷台地を削った残土は、江戸城周辺の湿地帯の埋め立てに使いました。

馬場櫻

わが家には姥桜がいます。桜が怒るかもしれません。

*けんちゃん。。

 今年は夏が暑く急に秋寒になったので、桜が春になったと勘違いして東京近郊のあちこちで桜が咲き出してます。

 明日あると 思う心の あだ桜 夜半に嵐の 吹かぬものかわ・・・九歳時の親鸞

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